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お知らせ

2026.06.23

【国交省・東京都が発表】2026年6月最新!「災害に強い首都形成ビジョン」改定と建物の防水板対策

日本の首都「東京」は、徳川家康の入府以降、近世都市として形成された江戸が基礎になっています。

かつて湿地帯だった広大な土地に掘割(水路)を巡らせ、水運の利を活かしながら発展を遂げてきた歴史を持つ東京ですが、その一方で、常に「水害との闘い」の歴史でもありました。

時代は令和へと移り変わり、都市構造が高度化した現代において、2026年6月、国土交通省と東京都による連絡会議から「災害に強い首都『東京』形成ビジョン」の改定版が正式に公表されました。

家康の時代から形を変えながら受け継がれてきたこの首都を、これからの激甚な災害からどう守り抜くべきか、この最新ビジョンの概要と、今すぐ私たちが取り組むべき建物の水害対策についてご説明します。

2026年6月改定「災害に強い首都形成ビジョン」の概要

今回のビジョン改定は、近年の激甚化する気象災害や能登半島地震の教訓を踏まえ、首都・東京の壊滅的な被害を回避し、迅速な復旧・復興を可能にするための「都市づくりの方向性」を定めたものです。

主な改定ポイントとして、以下の3つの柱が強化されました。

1.複合災害への対応強化

大規模な水害と地震が同時に、または連続して発生するような最悪のシナリオ(複合災害)を想定し、安全性の確保を目指します。 特に、海面水位よりも低い「ゼロメートル地帯」においては、地震による堤防の沈下や崩落などにより、大雨による洪水とは無関係に大水害が発生する恐れが指摘されています。そのため、堤防や水門といった治水施設の老朽化対策、および耐震・耐水化が急ピッチで推進される方針です。

2.デジタル技術(DX)の活用

大規模な災害では、どこで何が起きているかを瞬時に把握することが最重要となります。そのため、これまでの手法に加え、次のようなデジタル技術をフル活用して初動対応を高速化します。

・「新総合防災情報システム(SOBO-WEB)」の構築
国、地方自治体、公共機関がリアルタイムで被災状況のデータを共有・一元管理できる強力なプラットフォームを整備し、状況分析の効率を大幅に向上させます。

宇宙からのアプローチ(人工衛星・ドローンの活用)

日本版災害チャータなどの人工衛星画像やドローン、AI技術を結集し、広範囲に及ぶ被災状況や建築物の危険度を速やかに把握・解析します。

・カメラやセンサーによる監視網の強化
都道へのAI監視カメラやセンサーの導入、河川監視カメラの設置拡大を進め、道路の寸断や河川の氾濫状況をリアルタイムで視認できる体制を構築します。

3.ハード・ソフトが一体となった「レジリエンス」の向上

レジリエンスとは、「災害に直面しても折れることなく、迅速に立ち直る力(復旧・対応力)」を意味しています。
従来の防災が「頑丈なインフラで被害を絶対に防ぐ(シャットアウトする)」という考え方であったのに対し、レジリエンスは「想定を超える災害は起こるという前提に立ち、いかに早く回復するか」に主眼を置いているのが特徴です。
公共インフラの整備(ハード)だけに頼るのではなく、民間建物による自主的な備えや避難体制(ソフト)を組み合わせることで、都市全体のしなやかな復旧力を高めます。

 

特に注目すべきは、都市の機能を維持するためには、官公庁などのインフラだけでなく、民間ビルや商業施設、マンションといった「民間建築物における自衛的な対策」が不可欠であると、強く打ち出されている点です。

建物管理における最重要課題「浸水対策」と防水板の重要性

現代の都市部における水害は、一瞬にして地下街や建物の1階部分、重要インフラである電気設備を稼働不能にし、ビジネスや生活の継続を完全にストップさせてしまうリスクを孕んでいます。

ビジョン内でも、壊滅的な被害を未然に防ぐための具体的なハード対策として、以下のような項目が明確に推奨されています。

・防水板(止水板)や囲い塀を設置すること

・電気設備(受変電設備等)の水害対策を行い、上層階へ配置すること

・建物のかさ上げや、ピロティ化を推進すること

この中でも、既存の建物に対してもっとも迅速かつコストを抑えて導入できる対策として注目されているのが「防水板(止水板)」の設置です。

建物の出入り口、地下へのアプローチ(駐車場スロープ等)、搬入口などに防水板をあらかじめ備えておくことで、浸水被害を最小限に食い止め、大切な資産やインフラを守ることができます。

さらに、今回のビジョン改定に伴い、こうした建物の浸水対策に対しては、公的支援や自治体ごとの補助制度の積極的な活用・推進もあわせて盛り込まれています。

歴史ある東京の街並みと、そこで働く人々、そして御社の大切な資産を守るために、この機会にぜひ、お使いの施設の水害対応力を見直してみませんか?

 

▼ 国土交通省:災害に強い首都「東京」形成ビジョン 改定版

https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo05_hh_000275.html

 

日本ピットでは、建物の構造や出入り口の形状、想定される浸水深に合わせた最適な防水板」のご提案から、設置・メンテナンスのサポートまで幅広く承っております。
どうぞお気軽にご相談ください。

   

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